虫歯治療
目次
虫歯の原因
について
なぜ虫歯になるの?
虫歯は細菌による感染症であることをご存知でしょうか。
お口の中にいるS.mutans(ストレプトコッカス・ミュータンス)という細菌は、食事に含まれる当分を栄養素として毒素(酸)を出します。それにより歯がとけ、虫歯が作られるのです。この細菌は常在菌のため、身体から全てを除去することはできません。
そのため虫歯になりにくくするためには、定期検診によるクリーニングで、ばい菌の塊(歯石・歯垢)の除去や、古い詰め物は定期的に取り換えるなどすることで、お口の中の細菌数を減らしていくことが重要です。
近年では特に、過去の虫歯治療で入れた銀歯が耐用年数(6~8年程度)をこえ、隙間ができたところにもう一度虫歯菌が入り込むことで再び虫歯になってしまう(2次カリエス)が多く見られます。
銀歯の中なので目視で確認できず、レントゲンにも写り込みずらいため、症状が進行してから気づくことがありますので、注意が必要です。
銀歯と比べ、「セラミック」素材は耐用年数が長いので、古い詰め物は交換していくことをおすすめしております。
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当院の虫歯治療
の特徴
痛みの少ないやさしい虫歯治療
当院では患者様のお気持ちに最大限の配慮をし、「痛くない治療」を目指しています。
事前に表面麻酔を施し、極細の麻酔針や電動麻酔、伝達麻酔など痛みの少ない治療のために必要な医療体制を整えておりますので、どうぞ安心してお越しください。
「痛みが苦手なので麻酔を多くしてほしい(少なくしてほしい)」「治療をゆっくり進めてほしい」など、そうしたご要望についても遠慮なくスタッフにお伝えください。
痛みの少ない治療について忙しい方への
短期集中治療にも対応
「忙しくて何度も通院できない」「なるべく早く治療を済ませたい」という方のために、当院では『ワンデイトリートメント (短期集中治療コース)』にも対応しております。
患者様一人ひとりのご希望に最大限お応えできるよう努めておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
ワンデイトリートメントについて
初期虫歯について:C0
虫歯は細菌の出す酸によって歯が溶けてしまう病気です。歯が溶けてやらかくなってしまうと、噛むことができなくなってしまいますので、虫歯になった部分を取った後、詰め物をする必要があります。
しかし、その一歩手前の初期の段階であれば、フッ素塗布によるコーティングと日々の歯ブラシで、虫歯の進行を抑制(再石灰化)できる場合もあります。
初期虫歯の早期発見と進行抑制には、歯医者で定期的な検診を受け、毎日の適切なセルフケアを行うことが必要不可欠です。
定期検診の際に虫歯になりそうな部位があると指摘された場合は、一緒に改善できるようがんばりましょう!
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歯のクリーニングについて
虫歯治療について
虫歯の進行 (初期状態~歯が抜歯に至るまで)
ここでは、虫歯の進行度合いと痛み・治療方法・材料についてご説明します。
虫歯は、進行の度合いによって症状が強くなることが多く、「痛くなってきたなぁ」と自覚症状が出てきた頃には、予想以上に治療が大変になることも少なくありません。そのため、できるかぎり初期症状の段階で、早めに歯医者に行くことをおすすめします。
虫歯を放置した場合
虫歯が進行するにつれて引き起こされる状態の変化を、歯が抜歯せざるを得なくなるまで時系列で説明します。
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- 初期段階(白斑期)
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虫歯は歯のエナメル質に小さな透明な白斑が現れることで始まります。
この段階では痛みはまだなく、自覚症状もほとんどありません。
ブラッシングやフッ素塗布などの適切なケアで再石灰化が可能で、虫歯の進行を止めることができます。
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- エナメル質の脱灰
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虫歯が進行しエナメル質が溶かされると、歯の表面が黒ずんだり、小さな穴ができます。
この段階で痛みや違和感はまだ軽度ですが、歯が冷たいものや甘いものに反応するようになります。
歯に実質欠損がなければブラッシングやフッ素塗布など適切な治療で虫歯の進行を止めることができます。穴があいている場合は詰め物の処置が必要です。
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- 象牙質の侵害
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エナメル質がさらに侵されると、虫歯は象牙質(デンチン)まで達します。
歯の神経に近づくため、歯が熱いものや冷たいものに対して敏感になり、痛みが増すことがあります。この段階では歯科治療が必要となります。
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- 歯髄炎
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虫歯がさらに進行し、歯髄(神経と血管)に達すると、炎症が起こります。
激しい疼痛、腫れ、出血が起こることがあります。この段階では根管治療や歯の神経をとる処置が必要になることがあります。
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- 歯周炎や歯根尖周囲炎
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虫歯の進行によって歯の周囲の歯周組織が感染し、歯根尖周囲炎や歯周炎が起こることがあります。
歯がグラグラ動く、歯茎が腫れる、歯茎から膿が出る、噛むと痛むなどの様々な症状が現れます。 抗生物質の投与や根管治療や歯周病治療が必要になりますが、重度の場合は抜歯が選択されることがあります。
【歯根膿瘍】
虫歯が進行し、感染が広がると、歯根の周囲に膿瘍ができることがあります。
この状態では、激しい疼痛、腫れ、顔面の腫れや発熱などの症状が出ることがあります。歯根膿瘍は歯科治療で根管治療や抜歯が選択されることが多く、場合によっては抗生物質の処方も行われます。
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- 顎骨への感染拡大
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虫歯や歯根膿瘍が放置されると、感染が顎骨にまで広がり、骨髓炎を引き起こすことがあります。
顎骨の痛み、腫れ、歯が動く、顔面の変形などが起こります。
この状態では、緊急の抜歯や抗生物質の投与、さらには骨の感染部分の除去が必要になることがあります。
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- 全身への感染拡大
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最悪の場合、感染が全身に拡大し、敗血症や心内膜炎などの重篤な症状を引き起こすことがあります。
これらの症状は命に関わることがあるため、早急な治療が必要となります。
このような状況が抜歯を選択せざるを得ない状況に至るまでの時系列です。
ただし、虫歯は初期段階から適切な治療を受けることで、抜歯を回避することが可能です。
定期的な歯科検診と日常的なオーラルケアが重要です。
「あい歯科長堀橋院」が教える虫歯の
リスクと予防策
症状段階ごとの治療について
エナメル質(歯の表面)までの
虫歯:C1
歯の表面(1~1.5mm以内)の初期段階の虫歯です。痛みは全くないか、軽く染みる症状がでます。お家で歯ブラシをしている時に、ピリッとした痛みがある場合もこの段階の可能性があります。自覚症状は少ないため、定期検診でチェックしてもらうのが確実です。
エナメル質には知覚はあまりありませんので、麻酔なしで治療が可能なことがほとんです。麻酔が必要であっても、多くの場合において1~2回までで治療は完結します。
治療法
⑴コンポジットレジン(CR・歯科用強化プラスチック)でつめる
- a.虫歯を削る
- b.接着剤を塗る(ボンディング剤)
- c.コンポジットレジンを流し込み、
形を整える - d.経過観察で後遺症がなければ完了
単純な部位の虫歯の場合は、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂を流し込むことで1日で修復が可能です。コンポジットレジンの主原料はセラミックの粉末とそれを結合するレジン(樹脂)で構成されます。
1本あたり10分程度の治療時間で済み、見た目も白くキレイに仕上がる、一般的な歯科治療材料です。
ただし、しっかりと歯磨きをしなければ3~5年で変色してきてしまうので定期検診で様子を見ていく必要があるでしょう。
⑵インレー・クラウン修復
(詰め物・被せ物による修復)
虫歯自体は浅いが広範囲に虫歯がある場合は、歯の上から詰め物や被せ物(メタル・セラミック・ハイブリッドセラミックなど)をする方法があります。
一般的には浅い虫歯の場合にはされない方法ですが、虫歯にすぐなってしまう人(歯がもともと柔らかく弱い人)や、治療とあわせて歯の形を理想の形にしたいという人に行う場合があります。
象牙質(歯の中間層の虫歯) :C2
歯の中間層(1~3mmの間)にできる中程度の虫歯です。
象牙質には知覚があるので、染みる(軽度~中程度)、噛むと痛い(軽度)、うずく、穴が開いている、特定の部位にものがつまるなどの症状が出ます。
この段階で「虫歯かな?」と感じる方がほとんどでしょう。
知覚のある象牙質の虫歯をとる必要があるので、麻酔は必須です。
虫歯のできてしまっている歯の部位によって、治療方法は2通りあります。
治療法
⑴コンポジットレジン(CR・歯科用強化プラスチック)でつめる
- a.虫歯を削る
- b.接着剤を塗る(ボンディング剤)
- c.コンポジットレジンを流し込み、
形を整える - d.経過観察で後遺症がなければ完了
歯の頭の単純な部位にできた虫歯の場合、
麻酔をして虫歯を取り、歯の形の復元が容易なようでしたら、コンポジットレジンでつめます。
単純な部位の虫歯の場合は、この樹脂を流し込むことで1日で修復治療ができます。
■症例
術前
術後
象牙質まで進んでいる虫歯の場合、麻酔が切れた後に症状がなくなっていれば問題ないのですが、一度神経に刺激が行ってしまっていることから、症状がなくなるまで数週間~数か月かかる場合もあります。そのため、治療後の経過観察は必須となるでしょう。
数週間たっても症状がなくならない場合や、症状が強くなる場合は神経を取る必要のある場合も稀にありますので、症状が残る場合や痛みがある場合はすぐにお電話でご相談ください。
1本あたり10分程度の治療時間で済みます。詰め物(コンポジットレジン)は、見た目も白くキレイに仕上がる一般的な歯科治療材料です。ただし、しっかりと歯磨きをしなければ3~5年で変色してきてしまうので、定期検診で様子を見ていくことをおすすめします。
⑵インレー・クラウン修復
(詰め物・被せ物による修復)
- a.麻酔をして虫歯を取り、詰め物や被せ物がキレイにFITする形に整えて型取り
- b.後日仕上がった技工物をセット
- c.後日問題ないか確認して、
問題がなければ終了
歯と歯の隣り合う接触部は歯ブラシは届きにくく、この部位から虫歯が進行することがほとんどです。
また、この部位は反対の歯と深くかみ合い、非常に大きな力がかかる部位ですので、この接触部が虫歯になった場合には、強度のある詰め物で修復する必要があります。
(メタル・セラミック・ジルコニア・ハイブリッドセラミックなど)
■症例
歯の神経まで到達した虫歯:C3
(初期)
細菌感染が歯の中の神経まで到達した虫歯です。強くしみる、ズキズキとした激痛、噛むと痛い・噛めない、顔が腫れぼったいなどの強い症状が出てきます。
虫歯はばい菌の塊ですので、感染した神経を除去する必要があります。
治療の流れ
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- 麻酔・治療
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痛みに配慮した麻酔を施してから治療を開始します。治療としては、まず歯の上に穴を開け、歯の下にたまった膿を抜きます。
膿が抜けたら、神経の入っていた空洞の中に痛み止めの薬を入れ、仮詰めをします。
症状に応じて、飲み薬の痛み止めや抗生物質をお出しすることもあります。(1回)
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- 痛みの確認
- 早めにご来院いただき、痛みがないか確認します。
歯槽骨の炎症なので痛みがすぐとれると良いのですが、痛みがひくのに数日かかったり、治療直後に一時的にさらに腫れる場合もあります。
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- 治療後
- 痛みが強い場合や長く続く場合など、気になる症状がありましたらすぐにお電話でご相談ください。
痛みがない場合でも歯の内部から出血や膿などの炎症症状が残っている場合は歯の中をキレイにし、薬を入れて仮詰めをします。
その後、歯の中がキレイになり、神経を取った部分の中に詰め物を出来る形に整えるまで神経の管の中をキレイにしていきます。
(1~6回程※症度による)
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- 完全封鎖
- 症状が改善されて歯の中もキレイになった後には、神経の入っていた管の空洞部分をガッタパーチャというゴム質の詰め物で蓋をし、神経のあった部分を完全封鎖します。
(歯の下1/2が埋まっている状態)
この処置では歯の内部に圧をかけるため、3日ほど軽い症状が出てしまう場合があります。
万が一痛みが強い場合はご連絡ください。歯の上部は仮詰めをします。(1回)
※仮詰め材は歯に強い負担がかからないように非常にもろい素材です。固めの食べ物が当たると表面が崩れることがありますが、中に白い材料が残っていれば問題ありませんのでご安心ください。
また、薬のにおいが漏れる場合や、気になることがありましたらいつでもご連絡ください。 -
- 歯の内側を強化
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歯の上部はまだ穴が開いた状態ですので、根の中に歯質を強化するグラスファイバー製の芯とコンポジットレジンを用いて歯の内部を強化します。
神経のない歯の表面も徐々に歯に弾力がなくなり、欠けたり割れやすくなってきます。
そのため、歯の周りを被せ物で覆い、歯が欠けたり割れたりしないように補強し、被せ物を入れられるよう歯の形を円柱状に整え、型どりをします。
(1回)
被せ物の素材には、メタルクラウン・セラミッククラウン・ジルコニアクラウン・レイヤリングジルコニアクラウンなど様々な種類を取り揃えています。
それぞれの特徴をご説明させていただき、歯の部位によって見え方や力のかかり具合など状態にあわせて、適切な被せ物を選んでいただいております。 -
- 完成
- 完成した被せ物をセットして完成です。
(1回)
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- メインテナンス
- 後日、かみ合わせ・使い勝手・痛みなどに問題がないか経過観察を行い、治療後もしっかりとサポートさせていただきます(1回)
※6~10回程度の歯科治療の中でも非常に長期間かかる治療の一つです。
治療をお急ぎの場合は他の虫歯と並行して治療全体の期間を短縮することも配慮いたしますので、スタッフ、担当ドクターにご相談ください。
根幹治療については
こちら(費用・特徴など)
歯の神経まで到達した虫歯:C3
(後期)
歯の中の神経に入り込んだ虫歯が神経の下の骨にまで到達した虫歯であり、治療可能な最終ラインの虫歯です。
歯の下の骨にまで菌が到達すると、歯の下で膿の入った袋ができてしまいます。レントゲン写真で歯の直下に黒く丸い影ができていた場合、この状態であると確定されます。
症状としては、歯の下の歯茎から膿がでる、腫れを繰り返す、強く腫れる、噛むと違和感や激痛がある、歯が浮いた感じがする、1本だけ何となくぐらつく歯があるなど様々です。
歯の下の骨の炎症ですので、急性期(痛いとき)と慢性期(症状が少ないとき)を繰り返すことから、歯医者に行くタイミングに迷う患者様も少なくありません。違和感を感じたらすぐに受診するようにしましょう。
古い被せ物の隙間から歯ばい菌が入り込んで起きることが多く、その他に、一度歯医者で神経をとってもらった後に放置した歯や、以前にぶつけて歯の神経は壊死してしまった歯、激しく痛む時期があったが痛みがなくなったのでそのままにしていた歯などが可能性があります。
■症例
術前
術後
C3
費用 | ハイブリットセラミック:保険診療 |
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治療リスク | 破折の可能性、色調の再現に限界がある |
こちら(費用・特徴など)
歯の骨の下まで感染が
進行した虫歯:C4
歯が虫歯になって崩壊してしまった歯でも、歯の根っこは骨の中に埋まっています。
しかし、骨の下まで虫歯になってしまうと、被せ物などをひっかける部分がなくなるため、抜歯した後に何かしらの方法で歯を入れる必要が出てきます。
歯が崩壊してしまっているため、刺激がなく痛みはないことが多いですが、風邪など免疫能が下がった時にふと腫れてしまうことがあります。また、放っておくと菌が歯から骨に移ってしまい、その歯の周囲の骨を溶かし続けますので、放置せずに早めに治療を施すことをおすすめいたします。
歯を入れる治療法
入れ歯
保険の義歯 | ¥3,000~¥8,000 (保険診療・3割負担の場合) |
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金具のない 審美的な義歯 |
¥60,000~¥250,000 (自由診療) |
※上記金額は全て税抜き金額表示です。
入れ歯治療についてはこちら
ブリッジ
保険の ブリッジ |
¥13,000~ (本数による・3割負担の場合) |
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ジルコニア ブリッジ |
¥19,800×本数 |
ジルコニア レイヤリング ブリッジ |
¥59,800×本数 |
※上記金額は全て税抜き金額表示です。
インプラント
インプラント埋入 | ¥250,000 |
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被せ物 | ¥120,000 |
※上記金額は全て税抜き金額表示です。
インプラントについてはこちら
※ご希望や疑問点についてはスタッフ・ドクターにその場で、またはお電話にて対応致します。お気軽にご相談ください。
詰め物・被せ物について
メタルインレー・
クラウン
従来からあるメタル素材の修復物です。
強度があり欠けたりすることがない材料です。奥歯は見えないですが、小臼歯あたりでは横から笑ったときにキラッと見えることも多いので、審美的に目立ちやすい特徴があります。
ついてはこちら
シルバー
歯科用金パラジウム銀合金で作られており、このメタルは歯は化学的に結合することがないので、歯にくっつきやすい食べ物を食べると取れやすいといった欠点があげられます。保険治療が可能ですので、1本あたり約¥2,000~¥3,500(3割負担の場合)とリーズナブルなのが利点でしょう。
耐用年数は6~12年ほどです。パラジウムなどの卑金属が含有されていることから金属アレルギーの問題などもあり、年々使用頻度は減ってきております。
ゴールド
メタルには上記のほかにゴールドインレー(自由診療/詰め物¥38,000・被せ物¥59,800)があります。こちらは金が主成分なので長持ちし、噛むと延びる性質があるため、歯に食い込み取れにくくもあります。
色がゴールド色で目立つため、あまり使用させることはなくなりましたが、おしゃれとして1本だけゴールドを見せるように入れることもあります。特に機能面に優れ、セラミックなどの自由診療の詰め物に引けを取らず、非常に良い材料として評価されている歯科材です。
オールセラミック
インレー・クラウン
白く透明感のある陶材を用いた材料です。
透明感があるため非常に歯と色がマッチし、審美性の最も優れた歯科用材料のひとつと言えるでしょう。
陶材はガラスに近い性質を持つため、着色もほとんどなく、歯と化学的に接着させることも可能なため、メタルなど他の材料に比べて2次カリエス(同じ箇所が再び虫歯になること)になりにくいのも大きな特徴です。
また、このオールセラミックは色調の再現性にも優れ、自分の天然の歯と見分けがつかないほどの歯を作ることもできる素材です。
オールセラミックに色を載せるのは、1~2色であれば製作時間は短く製作可能です。
当院では¥19,800+税と費用を抑えてご提供させていただいております。
前歯など複雑に色が絡み合った色の再現をする場合には、5~10色と沢山の色をオールセラミックに手作業でのせていかなければなりません。
そのため¥59,800+税と人件費分が乗った値段になりますが、色調の再現性はご希望通りのものを手に入れることができるでしょう。
(周辺平均相場¥100,000~¥120,000円程度)
ivocler社製 E-max
当院ではスウェーデン「ivocler社製 E-max」というセラミック商品を使っておりますので、性能も安心です。
また、噛みあう力が非常に強い人はセラミックの強度が負けると欠けてしまう可能性があるという欠点もありますので、前歯周辺のあまり力の加わらない部位で用いることがほとんどです。
ジルコニアインレー・クラウン
ジルコニアはセラミックの一種で、人工ダイヤモンドの名称で知られる材料です。
歯科用材料の中で最も強度があり、噛む力の強い人の奥歯に用いる材料です。
性質はセラミックに非常に似ており、虫歯になりにくく、着色もつきにくく、さらに非常に強度があり割れにくいのでメンテナンスが非常に楽な材料です。
ただし、透明感が少ないのが欠点としてあり、あまり前歯では使わないほうが良いでしょう。当院ではドイツ「sirona社製のincoris」という商品を採用しています。
ジルコニアレイヤリング
クラウン
ジルコニアの強度、オールセラミックの審美性を兼ね備えた歯科材です。
現在の歯科で最もキレイで強度のあるバランスの優れた材料と言えるでしょう。
被せ物のフレームにジルコニアを用いることで強度を確保し、その上から何層も様々な色のオールセラミックを築盛していくことで、強度と色調の兼ね備えた被せ物の製作が可能となりました。
スーパーホワイトセラミック(ジルコニア)クラウン
虫歯が多数ある方や、新旧様々な詰め物や被せ物が現状入っていおり、歯の復元治療とあわせて全体の歯(見える部分すべての歯)を真っ白にしたい方、誰にも負けない美しい歯を手に入れたい方には、当院のセラミッククラウンやジルコニアクラウンを用いたセラミック矯正治療がおすすめです。
芸能人や舞台に立つ人が行う歯の色や形をキレイにする手法です。
近年では特に人気が出ています。被せ物をした歯は、歯が外界から隠れることで虫歯に非常になりにくくなり、さらに見える部位をまとめてセラミックにすることで、思い通りの歯の色を作り出すことが可能になります。
歯並びも理想的に作り出すことが可能です。
当院では、自然な白さから真っ白なものまで、幅広い被せ物の種類を用意しております。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
虫歯Q&A
虫歯は自然治癒しますか?
自然治癒はしません。
しかし、穴があいていなければメインテナンスにより進行が止まることもあるのでまずは現状確認のためのカウンセリングをオススメいたします。
痛みがないのですが虫歯治療しないとダメですか?
痛みがなくても虫歯治療は必要です。
あまり知られていませんが、痛みが強い=ひどい虫歯とは限りません。
むしろ、痛みがないときのほうが虫歯が進行している時も多々あるため注意が必要です。
痛みがありますが
虫歯ですか?
歯の病気で痛みを引き起こす原因は「虫歯」「歯周病」「知覚過敏」「親知らず」「歯ぎしり」「ストレス」など沢山あります。
さらに、これらが複合的に絡み合って症状がでるときもあるので、しっかりとしたカウンセリングが必要です。
歯に黒いところがあるけど
虫歯ですか?
歯が黒くなる原因には「虫歯」「着色」「歯石沈着」「歯根露出」などがあります。歯は非常に小さいので奥歯は自分では見えないので歯医者さんにチェックしてもらいましょう。
虫歯治療は何回かかりますか?
虫歯の深さにより異なります。
軽度 | 1~2回 |
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中等度 | 2~3回 |
重度 | 4~10回 |
回数にバラつきがあるので歯医者さんのカウンセリングが必須となります。
虫歯治療はどれくらい
費用がかかりますか?
軽度 | 1,500円 |
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中等度 | 3,500~20,000円 |
重度 | 10,000~25,000円 |
を目安にしてください。
虫歯治療は使用する素材により費用が大きく変わってくるのでお見積もりからスタートするのがオススメです。
虫歯で歯が溶けてしまい、
歯の頭がほとんど残っていないのですが抜かないとダメですか?
歯根が残っていれば残せる可能性はまだまだあります。
歯槽骨の中の歯根の状態が良ければ残すことができるのでまずはレントゲンで歯の状態確認から初めましょう。
まとめて虫歯治療できますか?
短期集中治療コースで治療タイムを最大2時間まで確保することが可能です。
治療前に歯医者さんにご相談ください。
連日通院可能ですか?
虫歯が複数ある場合は連日通院可能です。
しかし、どのような治療でも治療直後は違和感や痛みがでることもあるので急ぐ場合でも2~3日おきの通院がオススメです。治療期間が限られている場合は治療前に歯医者さんにご相談ください。