歯周病はお口の中の病気だと思っていませんか?
じつは全身疾患との関連性も近年指摘されるようになりました。
歯周病があると、全身疾患の病態が悪化する、もしくは、歯周病があることで線心疾患の何かを誘発してしまう、ということです。
関連性があると言われている疾病として次のものがあります。
糖尿病
特に歯周病と関連が深い病気と言われています
糖尿病の人は、感染に対する抵抗力が弱まっているため歯周病にかかりやすく、重症化しやすいと言われています。そしてそこに歯周病が加わると、歯周病菌は毒素や炎症性物質を大量に放出することで、これがインスリン(血糖値を下げるホルモン)の効きを悪くさせ、糖尿病を悪化させることが危険といわれています。
糖尿病と歯周病 関係なさそうですが、大いにあるみたいですね。しっかりセルフメンテナンス、定期健診を行う必要があります。確かに糖尿病+歯周病を患っている患者様の傷の直りは悪いことを診療で実感いたします。
つまり、糖尿病があると歯周病になりやすく、歯周病があると糖尿病が悪化しやすいという関係性が存在するのです。
おなかの赤ちゃんへの影響
妊娠中に歯周病がある場合、お腹の赤ちゃんにも影響を及ぼす事がわかっています。
低体重児を出産した母親と、正常体重児を出産した母親の歯周病の進行程度を比較した調査では、低体重児を出産した母親の方が歯周病が進行していたという報告があります。また、妊娠中の歯周病をそのままにしておくと、早産の確率が高まることも指摘されています。妊娠中でも歯周病の治療は可能ですので、4〜8カ月の安定期に治療を受けることをお勧めします。母子手帳になぜ歯科の検診項目があるの?と疑問に思ったことはありませんか?こういうことなのです。
エイズ
歯周病菌の作り出す物質がHIVを活性化することがすでに証明されており、エイズの悪化、促進に関連する可能性があるといわれています。
癌
ある報告では、歯周病患者は、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、食道癌などの発生リスクが高いという結果が発表されています。また、腎癌、膵癌なども歯周病と関連している事が報告されています。
歯ブラシしたらがんのリスクが下がるのであれば。。。いますぐでも歯ブラシをしたくなるのは私だけでしょうか。。。
歯周病は歯を失う病気というだけではなく、全身疾患にも関連してくる恐ろしい病気であるという認識が大切です。歯周病は炎症病変、ようするに常に体に感染源があるということなので、全身に影響を及ぼすということでしょう。
イメージでいうと、つねに体に化膿した傷があるようなものでしょうか。たしかに傷を負っているときは体のパフォーマンスは何となく悪くなりますよね、けだるいかんじ。
やかは、健康のためには
歯ブラシ
歯間ブラシ
フロス
定期健診
は重要なようですね。
定期健診はあい歯科 長堀橋院まで。
長堀橋の歯医者 | あい歯科 長堀橋院
日付: 2016年8月18日 カテゴリ:未分類 and tagged 心斎橋 歯医者, 心斎橋 歯科, 長堀橋 歯医者, 長堀橋 歯科, 長堀橋 歯科 夜, 長堀橋 親しらず, 長堀橋歯周病