歯医者さんで治療を進めていくと、仮歯を使用する機会が多々あります。
だって治療期間中、歯がないと大変ですものね。
仮歯の使用目的を文章で列挙してみると、以下ような場合に用いられます。
・前歯の被せを入れるまでの暫間物として
・歯が動揺してしまった場合、動揺が収まるまでの暫間物として
・歯がない場合にかみ合わせを維持するため
・完成前に仮歯で完成イメージをみるため
ほかにも
審美歯科でセラミックで歯並びや色を整える治療をする際に
仮歯があると完成のイメージが視覚的にわかるため、非常に有用となります。
完成のイメージがあると歯科医師ー患者で情報を共有できるため自分の気に入る満足度の高い歯を製作可能でしょう。
さらに、
仮歯はいくらでも形態を修正することが可能なため、
もう少し歯をひっこめたいとか、傾きが気になる、歯を小さく見せたいなどの患者様サイドの要望も
再現可能なため、
仮歯の段階で満足度の高い形態が作れると、完成の被せ物はさらに綺麗な素材で仕上がりますので、
満足度は非常に高くなるでしょう。
審美歯科のシェアが増すにつれ、年々仮歯の有用性は増してくるものだろうと思われますね。
仮はの色は3色からチョイスします。
この3色は 明るい色 普通の色 濃い色 と単純に分けられております。
仮歯の色を参考にしてそれをベース色として、最終補綴物に色づけしていくと色調、質感も合わせやすいです。
なかなか急に歯の色を合わせるのは難しいため、仮歯を基準の色としてそれに肉付けとして色をのせると
色合わせがしやすいということになります。
ただし、仮歯は素材を加工できるように作られているため、外れたり、割れやすかったりしますので扱いには注意が必要でしょう。
万が一外出先で仮歯は外れてしまった場合は薬局などに売っている入れ歯の安定剤などを使うと応急的に
仮はをお口の中に固定できますので、覚えておくとよいかもしれません。
割れそうだな、取れそうだな、と違和感を感じた場合もすぐに歯医者さんに飛び込んだほうが良いでしょう。
長期出張や旅行の予定がある場合は治療時期も検討が必要でしょう。
仮歯で問題が起こったときの対応方法。
正直、仮歯は歯医者さんでも扱いが難しく、いろんな不具合が出る可能性のある治療の中でもトップレベルでしょう。
(仮歯がもろく作られているのは、何かしらの拍子に、強い力が加わってしまったときに、仮歯を入れている中のはが決してダメージを受けないような固さで仕上げているので、治療上仕方ない部分もあります。)
いろいろ起こりうるので、ここに不具合が起こってしまったときの対応方法をご紹介します。
↓↓↓↓↓
①取れる
あまり噛まないようにする/歯医者でかみ合わせを落としてもらう/歯医者で強めの接着剤でつけてもらう/触らないようにする
②割れる
歯医者でかみ合わせを調整してもらう/割れた場所では噛まないようにする
③厚みが不快感
歯医者で薄くしてもらう(場合による)/家で発音練習する(サ行、ラ行が言えるように練習する)/しばらくそのまませいかつしてみてなれるかどうか確認する
④色が不快感
自分の理想とする仕上がりの色のイメージを担当医に明確に伝えられるように考えておく(可能な限り具体的に)/サンプルを見せてもらう/材料を調べておく
⑤舌触りが不快感
歯医者さんで調整してもらう
⑥かみ合わせが違和感ある
歯医者さんで相談する(治療上なれなければならない場合もあるため相談必須)
あらためて文章を読むと
治療する気がなくなってしまいますよね。。。
頑張りましょう!
私は治療をスタートする時期選びが大切なのではなかと考えています。
可能であれば余裕のある時に。。。
あい歯科 長堀橋院
長堀橋の歯医者 | あい歯科 長堀橋院
日付: 2018年3月17日 カテゴリ:未分類 and tagged あい歯科 長堀橋院, 歯医者 セラミック, 歯医者 心斎橋, 長堀橋 歯医者, 長堀橋 歯科, 長堀橋 歯科 夜, 長堀橋 歯科 救急