歯周病と肺炎
高齢者が亡くなる原因として、もっとも多いのが肺炎です。
その中でも、多くを占めるといわれているのが、食べ物や唾液が誤って肺に入っておこる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」です。
これにも歯周病菌が大きな原因となっています。
誤嚥(ごえん)とは、誤って食べ物を飲み込むことをいいます。本来食べ物は、口から食道を経て胃へ送られますが、誤って気道から肺へ食べ物が送り込まれるこ とがあります。
その食べ物に歯周病菌などが着いていると、その菌が原因となって肺炎を起こすことがあります。これを誤嚥性肺炎といいます。
特に寝たきりのお年寄りに多くみられる誤嚥性肺炎ですが、口の中が細菌の少ないきれいな状態であればリスクを減らせます。
ですから口の中を清潔にし、歯周病を予防することが、肺炎を防ぎ、命を救うことにもつながります。
長堀橋の歯医者 | あい歯科 長堀橋院
日付: 2016年8月24日 カテゴリ:未分類