①綺麗に生えているばあい
鉗子という歯をつかむ道具で揺さぶりながら取ります。完全に器具を引っ掛けることができる場合は5分ほどで抜歯可能です。傷口も綺麗な感じで抜けますので、抜いた後の痛みも少ないでしょう。(上の親知らずで1-2日、する下の親知らずで2-3日くらいの痛みです。)
②虫歯などで頭が崩壊している場合
上記の鉗子が引っ掛けられない場合は、歯をタービンで分割して抜歯します。
平均して2-3分割して抜歯します。
衝撃が骨にも加わるので、抜いたあとに痛みが出やすいです。
上の親知らずで1-3日 下の親知らずで3-7日ほど痛むことが多いです。
抗生剤と痛み止めをしっかりと服用しましょう!
③埋まっている親知らず
骨の中に埋まっている親知らずを抜歯するときは、親知らずを外に出すために骨を開削する必要と、曲がって生えているときには、歯を分割して取り出す必要があります。
術野を明示するために、歯茎を切る必要もあります。
傷口が2-3センチ四方とおおきくできるため麻酔が切れた後の痛みも強く出やすいです。
上の歯で3-7日 下の歯で3-14日ほど痛みが続きます
顔も腫れるので、抜歯するなら仕事などスケジュールを作ってから抜くと良いでしょう。