メインテナンス・定期健診の必要性
このグラフは「歯医者へのかかり方次第で、将来的に残っている歯の数が変化する」ことをあらわしたものです。
「何か歯に問題が生じた時にだけ歯科医院に行く」という考えでは、歯を残すことは困難です。
そのような通院方法だと80歳にはどのぐらい歯が残せるかというとせいぜい6本程度です。8020には遠く及びません。
ご自分の歯がなくなれば、入れ歯の生活となります。
しかし、定期健診で歯科医院に通われている患者様の歯は、80歳でも20本以上あります。
定期検診に来られる患者様は、歯に異常がなくても来院される方です。
定期的に来院する習慣のない方にとっては「なんで異常もないのに歯科医院に行くの?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、「異常がなくても歯科医院に行く」という考えがあるか否かで、将来、あなたに残っている歯の本数が変わってくると言っても過言ではありません。
定期健診では、悪い部分の早期発見・早期治療が可能になることはもちろんですが、何よりも歯周病の原因となる歯石・歯垢・バイオフィルムの除去を行いますので、歯周病予防にとっては欠かせないことです。
歯周病の状態・歯周病リスクの有無など、お一人お一人違ってきますが1カ月~3カ月に1度の定期検診を受診されることをお勧めします。