とっくにご存じでしょうが。。。
『むし歯』には誰にでも関係のある厄介な歯の病気です。
しかし、その中でも
『むし歯』になりやすい場所は存在します。
では、どのような場所がむし歯になりやすいのでしょう??
どう気を付ければ虫歯になりにくいのでしょうか。
『むし歯』になりやすい場所は??
○歯と歯の間
『むし歯』の90%が
歯と歯の間からできると言われています。
歯と歯の間は
しっかりと歯ブラシをしていても
やっぱり綺麗に落としきることは難しいので
磨きの腰ができてしまい、
『むし歯』に繋がってしまいます。
そのため、デンタルフロスなどを使用して
週に何度かは更に綺麗になるようなケアをするようにしましょう。
○歯の頭=咬合面も注意
噛み合わせている面のところは
歯ブラシでも磨きやすいので
歯と歯の間に比べると『むし歯』になりにくいのですが、
乳歯や生えたての歯は溝が深いので
プラークのすみかになってしまい
『むし歯』になりやすくなってしまいます。
しっかりと毎日ケアをしてあげるようにしましょう。
意識するだけでOKです!
○歯ぐきが下がってしまったら
「歯周病」などによって
歯ぐきが下がってしまい、
本来なら歯ぐきで見えないはずの「象牙質」がむき出しになってしまうと、
「象牙質」は歯の表面の「エナメル質」よりプラークがつきやすいので
『むし歯』にもなりますくなってしまいます。
ほかにも「歯周病」は
口臭の原因にもなってしまうので
早めに歯医者さんに行くようにしましょう。
○詰め物をしている人
被せ物や詰め物などに使用されているような金属は
『むし歯』が出来やすいという性質を持っています。
だいぶ前に詰めたような金属は
その金属と元の歯の隙間などから『むし歯』が広がってしまいやすく、
気づくのが遅くなると神経までもを抜かなければならない場合もあります。
違和感を感じたらすぐに歯医者さんに行くようにしましょう。
○親知らず
「親知らず」は斜めや横向きに生えてしまっている事が多い上に歯の一番後ろにあるため自分のケアではなかなか綺麗にすることは難しく、
『むし歯』になりやすくなってしまいます。
そして「親知らず」は、
その歯だけでなく
隣の健康なはずの歯にまで被害を及ぼすので
先生と相談の上、抜歯を行うことも大切です。
25歳以降は親知らずは位置が変化しないことが多いので、
25歳以上の人は気を付けましょう!
どんな時に歯が痛むのか??
○冷たいものや甘いものがしみる
『むし歯』が
歯の表面の「エナメル質」やその奥の「象牙質」にまで入ってくると
「象牙質」には神経にまで繋がる管が通っているので
冷たいものや甘いものをたべると痛みを伴う場合があります。
この時点では
痛みは一時的で引く場合もあるので
それで安心してしまい
放置すると更に『むし歯』が進行してしまうのでこの段階で歯医者さんに行くようにしましょう。
この段階だと
神経を残せる場合があります。
実は最初で最後の神経を残せるかどうかの判断ラインなので注意です!
意識しておいて損はないでしょう!
○温かいものがしみる場合
この場合は、むし歯が神経の近くまで来てしまっていることが多いです。むし歯が象牙質の奥まで入ってくると温かいものがしみることがあります。
もしかしたら神経にまで既に到達してしまっていることもあるのでこの場合も早めに歯医者さんに行きましょう。
○我慢出来ないほどの激痛の場合
むし歯が神経までに到達してしまって、歯の中で神経が腫れてしまっていると激痛がはしることがあります。
おおよそ、神経をとる治療が必要になります。
○寝ている時に痛くなる場合
むし歯か神経の一部を腐らせてしまった場合、体が温まった時に残っている部分の神経が残っているので痛みを伴うことがあります。この場合は歯の根っこの治療をしなければなりません。
○噛んだ時に痛い場合
この場合は様々な原因があります。例えば、むし歯が原因の場合。むし歯菌が歯の周りの膜まで入ると痛みを伴うことがあります。
歯周病が原因の場合。歯周病が進んでしまうと歯を支えている周りの骨が溶けてしまうので、噛んだ時に痛みを伴います。
早めに治療を行わないと最終的には歯が抜けてしまいます。
〇歯ぎしりが原因の場合
歯ぎしりによって歯に大きな負担がかかり、揺さぶられることで痛みを伴います。
〇歯が割れていた場合。
歯にヒビが入っていたり根っこで割れてしまっているような場合はもちろん痛みが出てしまいます。被せ物で治療できる場合もあれば割れ方によっては抜歯しなければならない場合もあります。
○歯ぐきが痛い時
歯の根っこの先の骨の中にまでむし歯菌が入ってしまうと骨の中に膿がたまってしまい、大きく腫れてしまい、痛みを伴います。その場合は歯ぐきを切って膿を出しますが、自然に出てくる場合があります。しかし、放置すると繰り返すので早めに歯医者さんに行くようにしましょう。
○頭痛がある時
上顎の根の先から鼻に繋がる空洞にむし歯菌が入ってしまうと上顎洞に膿がたまってしまうので頭痛がすることがあります。鼻の病気の場合も同じような症状が出ることがあるのでしっかりと診断してもらうようにしましょう。
『むし歯』になる原因は様々です。
なってしまったとしても出来るだけ早く治療することによって
歯の神経を残すことも可能です。
ですので、出来るだけ早く見つけるためにも定期的に歯医者さんに通うようにしましょうね😊😊